2013-10-29
ミシュラン2年連続☆獲得の極上フレンチ~レストランFEU~@乃木坂
久々のフレンチです。
以前、職場が青山一丁目だった頃。
呑みに出るのは麻布や六本木、赤坂など、ちょっとお洒落な場所にも行ってたのよね。
呑んでたのは、お洒落なレストランではなく、そういう場所でも居酒屋だったけど。
青山一丁目からトコトコと乃木坂、六本木方面によく歩いたわ。
当時から乃木坂の駅近くにひときわお洒落感を漂わせていたレストラン。
光こぼれるその窓を横目に「いつか行ってみたいなぁ。」そう思ってたあの頃。
ついに来たわ、その時が!!


夜の帳にカメラのレンズがついて行かず(ホントはわたしの腕が)
ぼんやりしていますが、
『レストラン FEU』 なんとミシュラン東京ガイドで、
2012年、2013年2年連続でひとつ星を獲得してるレストランなの。


1980年にOPENという、なかなかのお店ですが、圧迫される重厚感は無く
洗練されたカジュアルさが緊張感をほぐしてくれる。
今回、お料理は10,500円のコース。そしてワインもソムリエにお任せしました。
今年、ワインエキスパートの試験は惨敗だったけど、夏に遊ばずにお勉強した身。
本物のソムリエがどんなマリアージュを提供してくれるのか楽しみ。

乾杯のハウスシャンパンは『MUMM』 すっきりした飲み心地、
好きなシャンパンです。

最初の一品はアミューズ プーシュ。
マリネした黒ムツを軽く燻製にし、グレープフルーツやオレンジ等の
柑橘系果物と合わせてあるの。
エスプーマで作った泡がふわりと不思議な食感をプラス。
燻製香がふわりと香る黒ムツがとても美味しかったわ。

clos de sainte catherine coteaux du layon 1990
老舗ドメーヌの甘口ワイン。シュナンブラン100%
はちみつの甘い香りと、植物の香り。とてもバランスの良い香りがする。

黄金色に輝く色調が美しい。
普段甘口のワインをあまり呑まないので、なるほど、こういうマリアージュね。
と勉強になるわ。


バターは2種類。
手前の四角いのがフランス産有塩バター、
丸い可愛らしい形の方が北海道産の無塩バター。

『秋ぶどうのミ セシエとフォアグラのテリーヌ マカロン仕立て』
もうデザートが出てきたのかとびっくり(笑)
だってマカロンだもの。
マカロンの下には巨峰。そしてフォアグラのテリーヌ。
なんとも面白い組み合わせ。
フォアグラのテリーヌはとても舌触りなめらかで、すごく美味しい。
巨峰と合わせると酸味と甘みがプラスされて、今までに経験したことのない味わい。
付け合せのカタバミのフリットがまた香ばしくて美味しい。

Miraval Cote de Provance 2012
これは超有名なワイン!!
あのブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがワイナリーのオーナー。

アンジェリーナのセクシーさを表現するような、美しいロゼ。
そして彼女の唇の形を思い出すと、う~ん。と納得するような
芳醇な甘さ。
なるほど。2品目も巨峰を使った甘味のあるお料理なので、
こういったワインをチョイスなのね。

3品目、お皿の上を見てびっくり。
椎茸!?
そう思ったら、無花果でした。
『生ハムのコンソメに浮かべた新潟産小木いちじくのフリット ルッコラ添え』

運ばれて来たお皿の上の泡にテーブルの上でコンソメをかけてくれます。
無花果のフリット。これも初体験だわ。
添えられた生ハムはコンソメでしゃぶしゃぶして頂くの。
甘い無花果と生ハムの塩気がいいバランス。

chassagne montrachet 1er cru les champgins 2011
ミシェル・ニーロンのワイン。シャルドネ100%。
フルーツの香りが強く、まだヴィンテージが若いので酸味も強め。
でも華やかさが時間が経つと増して来てうっとりとする香り。


『勝浦産 金目鯛のヴァプール』
水分を飛ばしたトマトと、山形県産の「もってのほか」という菊。
なんとも秋らしいビジュアル。
スープは透明のブイヤベース。
透明のブイヤベースって珍しい。
聞くと上澄みだけを使ってるそうで、時間も労力もすごくかかるだろうなぁ。
その黄金色のブイヤベース、お魚の出汁が凝縮されていて、濃厚で美味しかった。
金目鯛も炙ることでトロ金目鯛のように脂がさらに凝縮されて口の中でとろけるわ。
水分を飛ばして凝縮されたトマトは濃い酸味でとても濃厚。

BOURGOGNE Hautes Cotes de Beaune 2008
ジャン マルク ブレのドメーヌです。

輝きのある美しいルビー色。
2008年のヴィンテージだけど、まだまだ若々しさを感じるわ。
もっと熟成したらどんなワインになるんだろう。

お肉料理は
『マダムピュルゴーのシャラン鴨 完熟パイナップルのポワレ 黒コショウ風味』
皮目をパリパリに香ばしく焼いて、身はレアに近いミディアムレア。
鴨は肉質がものすごくしっかりしていたので、
テーブルのナイフでなかなか切れなくてちょっと苦戦。
口に入れるとその歯ごたえと口の中で広がる鴨の風味がたまらないんだけど。
もうちょっと切れるナイフだと良かったかな。
お皿に傷つけたり、嫌な音をたてるんじゃないかとハラハラしてしまったわ。
一見ホワイトアスパラかと思ったパイナップル。
グリルしてあるので、味が凝縮されていて美味しい。
黒胡椒がピリリと効いていていいアクセント。
今回のお料理は季節感満載のお料理だったんだけど、
どのお皿にもフルーツが使われてるのに、ちょっとへぇ~ って思ったわ。
こういうの初めてかも。
フランス料理といえば、こてこてのソース。
でもこちらのお料理はソースだけでなく、素材もしっかり料理されていて
美味しかったわ。
そうね、温故知新といった感じ。伝統的なフレンチを元に
ヌーヴェル・キュイジーヌを織り交ぜたような。
あっさりと頂けて良かった。

デザートはチョコレート三昧~!!
チョコレートのムースに、アイスクリーム、シャーベット。
下にはタルトが敷かれていて豪華絢爛。


最後にミニャルディーズ。
大好きな食用ホウズキが出たので嬉しい♪
サービスも付かず離れずな感じが、わたしには好感持てたわ。
久々のフレンチ、いい時間を過ごせました。
ご馳走様でした♪
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以前、職場が青山一丁目だった頃。
呑みに出るのは麻布や六本木、赤坂など、ちょっとお洒落な場所にも行ってたのよね。
呑んでたのは、お洒落なレストランではなく、そういう場所でも居酒屋だったけど。
青山一丁目からトコトコと乃木坂、六本木方面によく歩いたわ。
当時から乃木坂の駅近くにひときわお洒落感を漂わせていたレストラン。
光こぼれるその窓を横目に「いつか行ってみたいなぁ。」そう思ってたあの頃。
ついに来たわ、その時が!!


夜の帳にカメラのレンズがついて行かず(ホントはわたしの腕が)
ぼんやりしていますが、
『レストラン FEU』 なんとミシュラン東京ガイドで、
2012年、2013年2年連続でひとつ星を獲得してるレストランなの。


1980年にOPENという、なかなかのお店ですが、圧迫される重厚感は無く
洗練されたカジュアルさが緊張感をほぐしてくれる。
今回、お料理は10,500円のコース。そしてワインもソムリエにお任せしました。
今年、ワインエキスパートの試験は惨敗だったけど、夏に遊ばずにお勉強した身。
本物のソムリエがどんなマリアージュを提供してくれるのか楽しみ。

乾杯のハウスシャンパンは『MUMM』 すっきりした飲み心地、
好きなシャンパンです。

最初の一品はアミューズ プーシュ。
マリネした黒ムツを軽く燻製にし、グレープフルーツやオレンジ等の
柑橘系果物と合わせてあるの。
エスプーマで作った泡がふわりと不思議な食感をプラス。
燻製香がふわりと香る黒ムツがとても美味しかったわ。

clos de sainte catherine coteaux du layon 1990
老舗ドメーヌの甘口ワイン。シュナンブラン100%
はちみつの甘い香りと、植物の香り。とてもバランスの良い香りがする。

黄金色に輝く色調が美しい。
普段甘口のワインをあまり呑まないので、なるほど、こういうマリアージュね。
と勉強になるわ。


バターは2種類。
手前の四角いのがフランス産有塩バター、
丸い可愛らしい形の方が北海道産の無塩バター。

『秋ぶどうのミ セシエとフォアグラのテリーヌ マカロン仕立て』
もうデザートが出てきたのかとびっくり(笑)
だってマカロンだもの。
マカロンの下には巨峰。そしてフォアグラのテリーヌ。
なんとも面白い組み合わせ。
フォアグラのテリーヌはとても舌触りなめらかで、すごく美味しい。
巨峰と合わせると酸味と甘みがプラスされて、今までに経験したことのない味わい。
付け合せのカタバミのフリットがまた香ばしくて美味しい。

Miraval Cote de Provance 2012
これは超有名なワイン!!
あのブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがワイナリーのオーナー。

アンジェリーナのセクシーさを表現するような、美しいロゼ。
そして彼女の唇の形を思い出すと、う~ん。と納得するような
芳醇な甘さ。
なるほど。2品目も巨峰を使った甘味のあるお料理なので、
こういったワインをチョイスなのね。

3品目、お皿の上を見てびっくり。
椎茸!?
そう思ったら、無花果でした。
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運ばれて来たお皿の上の泡にテーブルの上でコンソメをかけてくれます。
無花果のフリット。これも初体験だわ。
添えられた生ハムはコンソメでしゃぶしゃぶして頂くの。
甘い無花果と生ハムの塩気がいいバランス。

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ミシェル・ニーロンのワイン。シャルドネ100%。
フルーツの香りが強く、まだヴィンテージが若いので酸味も強め。
でも華やかさが時間が経つと増して来てうっとりとする香り。


『勝浦産 金目鯛のヴァプール』
水分を飛ばしたトマトと、山形県産の「もってのほか」という菊。
なんとも秋らしいビジュアル。
スープは透明のブイヤベース。
透明のブイヤベースって珍しい。
聞くと上澄みだけを使ってるそうで、時間も労力もすごくかかるだろうなぁ。
その黄金色のブイヤベース、お魚の出汁が凝縮されていて、濃厚で美味しかった。
金目鯛も炙ることでトロ金目鯛のように脂がさらに凝縮されて口の中でとろけるわ。
水分を飛ばして凝縮されたトマトは濃い酸味でとても濃厚。

BOURGOGNE Hautes Cotes de Beaune 2008
ジャン マルク ブレのドメーヌです。

輝きのある美しいルビー色。
2008年のヴィンテージだけど、まだまだ若々しさを感じるわ。
もっと熟成したらどんなワインになるんだろう。

お肉料理は
『マダムピュルゴーのシャラン鴨 完熟パイナップルのポワレ 黒コショウ風味』
皮目をパリパリに香ばしく焼いて、身はレアに近いミディアムレア。
鴨は肉質がものすごくしっかりしていたので、
テーブルのナイフでなかなか切れなくてちょっと苦戦。
口に入れるとその歯ごたえと口の中で広がる鴨の風味がたまらないんだけど。
もうちょっと切れるナイフだと良かったかな。
お皿に傷つけたり、嫌な音をたてるんじゃないかとハラハラしてしまったわ。
一見ホワイトアスパラかと思ったパイナップル。
グリルしてあるので、味が凝縮されていて美味しい。
黒胡椒がピリリと効いていていいアクセント。
今回のお料理は季節感満載のお料理だったんだけど、
どのお皿にもフルーツが使われてるのに、ちょっとへぇ~ って思ったわ。
こういうの初めてかも。
フランス料理といえば、こてこてのソース。
でもこちらのお料理はソースだけでなく、素材もしっかり料理されていて
美味しかったわ。
そうね、温故知新といった感じ。伝統的なフレンチを元に
ヌーヴェル・キュイジーヌを織り交ぜたような。
あっさりと頂けて良かった。

デザートはチョコレート三昧~!!
チョコレートのムースに、アイスクリーム、シャーベット。
下にはタルトが敷かれていて豪華絢爛。


最後にミニャルディーズ。
大好きな食用ホウズキが出たので嬉しい♪
サービスも付かず離れずな感じが、わたしには好感持てたわ。
久々のフレンチ、いい時間を過ごせました。
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レストラン フウ (フレンチ / 乃木坂駅、六本木駅、青山一丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ