2010-08-13
ディープな居酒屋~ひょうきん~@中山
わたしはこう見えても人見知り。
しかもものすごく。
昼間に限るのだけど、この人見知りは。
まず、道がわからなくても知らない人に聞けない。
すっごく行きたいお店があっても、電話予約が出来ない。
知らない人と電話で話すのも苦手。
ひとりでランチに行った場合、オーダーするのも苦手。
とにかく知らない人と話すのがすっごく苦手。
でも、なぜか夜は平気。
大抵ビール1杯以上というか微量以上のアルコールが入ると平気なの。
しかもこれがホントに不思議で
人見知りどころか、呑みやで何人友達つくっちゃうの!?
ぐらいの人見知り返上。
この昼と夜との差。やはりAB型のふたご座だから?
そんなわたし、金曜日の夜に仕事が遅くまであった場合。
一滴もアルコールを体内に入れずに家に帰ることが
なんだかとても罪に感じてしまう。
なので、せっかく地元の駅までやっとこ戻ってきたにも関わらず
ふらりと赤提灯に足が向いてしまったりするのよ。

居酒屋 ひょうきん
扉をあけると、誰もいない・・・
金曜の夜なのに。
顔見知りの大将がひとりで暇そう。

大将にビールと〆鯖を頼む。


頼んでから、あ。 そうだったわたし財布に2000円しか
入ってなかったんだ・・・と思い出す。
だから1杯で帰ろうかね・・・。
しばらくするとガラリと扉が開き、近所のスナックのママらしき
女性が入ってきて、大きな声で出前を頼んでる。
そう、ここはかなりディープなスナック街。
しかも横浜のはずれときてるから、スナックと言っても
場末のスナックという言い方が似合う。
お店の名前も、そのママの名前なんだろうなという店名が
つけられてる。「ゆうこ」とか「あや」とか「まりこ」 とか。
そのママがちらりと店内を見回し、ビールを片手にしたわたしと
目が合ってしまった。
しばらくこっちを見てたママがスタスタとやってきて
「ねえちょっと来て。」と。で「大将、彼女借りるわね。」と。
手を引かれて何がなんだかわからない状態で引きずられていくと
そこはそのママのお店。
ママはわたしを席に座らせると、ビールを出してくれ
おもむろに「ねえ、アナタうちで働いてくれない?」と。
あまりに唐突な話にびっくりしていると、横にいた常連さんたちが
「いいね、いいね」と盛り上げる。
しばらく口説かれたけど、なんとなくあやふやな返事をしながら
ひょうきんの大将が「いつまでうちのお客さん持ってくの!!」と
連れ戻しにきてくれたので、スナックを出る。
ママは背後から「考えてね!!」と。
ひょうきんのカウンターに戻り、残りのビールと〆鯖をつまんでると
さっきのスナックの常連さんらしき人がやってきた。
「よかったー。まだいた。一緒に飲もうよ」 と

ここは水餃子がお勧めだから、とか
ボトル入れてくれたりとか、
気付いたらわたしの周りにおじさんたちわんさかいるし!!
で、わたしもカラオケとか一緒に歌っちゃってるし。
気付いたら、外明るいし!!
そしたらおじさんのひとりが「そうだあそこ行こう!」と
朝開店して昼までやってるスナックがあるという。
朝開店って・・・
よくわからないけど、みんなでぞろぞろ。
そしたらママさん明るく迎えてくれて、女の子なんて来ないから
キャイキャイ言ってくれて
なんとボトル1本サービスしてくれちゃった。

何をがんばればいいか分からないけど、
「がんばってね」のメッセージつきで(笑)
結局、朝10時まで知らないおじさんたちと呑んでたのです・・・。
わたしの人見知りっていったい・・・(笑)




テーマ : 横浜&川崎周辺のグルメ
ジャンル : グルメ